院長ブログ

2012.05.27

糖化(その2)・・・糖尿病でない人にも起こっている加齢現象

糖化は、糖尿病の人に限らず誰の体内でも起こっている現象で、最近では老化を引き起こす大きな要因であると考えられています。
そのため、アンチエイジング(抗加齢医学)の分野でも注目を集めるようになっています。

皮膚の主要な構成成分の一つにコラーゲンがあります。コラーゲンはバネの様な構造をもったタンパク質で、肌の弾力を保つ役割をになっています。このコラーゲンが糖化すると、硬くなり肌は弾力を失ってしまうのです。これが、皮膚の老化の原因の一つと考えられています。

また、最近の研究で、骨を構成するコラーゲンが糖化をおこすことで、病的骨折につながるということもわかってきています。

さらに、脳細胞の糖化が、アルツハイマー型認知症を発症する原因になるのではないか、という説もあります。   (次回に続く)

投稿者: 小早川医院


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