院長ブログ

2015.02.17

花粉症を放置すると・・・

最近、花粉症にかかっているにもかかわらず、ご本人にその自覚がなく、放置している方が目立ちます。
「2週間以上も風邪が治らず、鼻づまり、咳やのどの不快感が続いている」というような方は、ほとんどが花粉症です。
花粉症を放置していると、鼻腔や咽頭の粘膜にアレルギー反応による炎症が持続的に起きているため、粘膜のバリアー機能が弱くなり、ウィルスや細菌が侵入しやすくなります。この結果、副鼻腔や咽頭に感染がおこり、「長引く風邪」のような状態になるわけです。もちろんインフルエンザにもかかりやすくなりますよ!

花粉症を放置した場合のもう一つのデメリットは、鼻づまりや鼻水のために勉強や仕事に対する集中力が低下することです(これをimpaired performanceと言います。

やはり、花粉症と診断されたら早めに薬物治療を開始し、原因となっている花粉の飛散が完全に収束するまで、十分な期間にわたって続けるのがよいでしょう。花粉症のお薬で眠気が出て勉強や仕事の能率が落ちるのを心配される方が多いのですが、最近は眠気の少ない抗ヒスタミン薬が出ているので心配は不要です。

「花粉症かな?」と思ったら、お気軽に当院にご相談ください。

投稿者: 小早川医院


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