みなさん、こんにちは
管理栄養士の森山です
先週行なわれた、ローカーボ研究会の定期勉強会に参加しました
この研究会では、医師や薬剤師、そして私たち管理栄養士などの多職種で集まり
提示された症例に対してディスカッションを行ない
お互いの知識を深め合ったりする場なのですが…
今回はなんと、当院から症例を提示させていただくことになりました
今回は血糖コントロールに難渋した一例として、同じく当院管理栄養士の江口とともに
① お酒が止められない営業職の男性の症例
② MEC食※を実践されている方の症例
の、2題を提示させていただきました。
※MEC食とは肉(Meet)+卵(Egg)+チーズ(Cheese)を主体とした食事療法で、当院で推奨している緩やかな糖質制限食とは対極的な厳しい糖質制限食のことを言います
症例の提示は緊張しましたが、途中、他院の医師の方や管理栄養士の方とのディスカッションを交えながら、始終アットホームな雰囲気で、とても楽しくお話させていただくことができました
症例提示の準備を短期間で行なったということもあり…準備期間は大変でしたが、人前でプレゼンテーションをするというとても良い経験をさせていただいたと思います
そして、私たちの症例提示のあとは名古屋大学名誉教授である加藤潔先生による「血糖調節の臨床生理」のご講義を拝聴させていただきました。
加藤先生は私たちの体内や細胞の中でどのような仕組みで血糖値が変動しているのか、というお話をオリジナルの画像を用いながら、ご講義くださいました!
先生の専門分野である生化学は、恥ずかしながら学生時代私が最も苦手とする分野でしたが、とても分かりやすく、改めてしっかりと学ぶ事ができました
ローカーボ研究会への参加は毎回とても勉強になり、今後の栄養指導にも活かす事をたくさん得ることができます
今後もぜひ参加していきたいと思います
小早川医院 管理栄養士
森山真衣