院長ブログ

2016.02.14更新

2月8日ごろから、インフルエンザで来院される患者さんが急増しています。
今年は暖冬のためかインフルエンザの流行が遅れていたのですが、いよいよ本格的な流行期に入ったようです。

今年のインフルエンザの特徴は、何といってもA型とB型が同時に流行し始めたということです。当院ではA型:B型=3:1ぐらいの割合です。もう一つの特徴は、A型、B型ともに比較的体温が低いことです。37度台前半でインフルエンザと診断された患者さんもかなりいらっしゃいます。

予防は、何といっても人混みを避けることです。
うがい・手洗いも大切ですね。インフルエンザは空気感染と思われていますが、意外にも、手に付着したウィルスが口、鼻、眼などの粘膜を通じて体内に入り、感染が成立することが多いようです。
それと、体力を充実させておくこと。免疫力を上げるためにビタミンDのサプリメントを摂取するのもよいでしょう。
また、花粉症や鼻炎のコントロールができていないとインフルエンザにかかりやすくなるので、注意が必要です。

それでも発熱してしまった場合には早めに診察を受けてください。当院では、通常のインフルエンザウィルス検出キットよりも8倍ほど感度の高い方法で検査を行っていますので、発熱後間もない時期でもインフルエンザの診断が可能です。

投稿者: 小早川医院

2016.01.13更新

今日は「糖尿病患者さんの低血糖と認知症の関係」というテーマの最終回です。さっそく3例目の実例をご紹介します。

71歳男性, 独居, 元工場労働者です。現役時代は非常にまじめで仕事熱心な方で、会社から表彰された事もあります。
2008年に心筋梗塞のため某病院でバイパス手術を受けた際、偶然2型糖尿病を指摘されました。退院後は、糖尿病専門のクリニックに通院していました。超速効型インスリン(ノボラピッド)を朝食前4単位, 昼食前6単位, 夕食前6単位自己注射し、アマリール1mg/日, セイブル225mg/日を内服していましたが、ノボラピッドは自主的に夕食前の6単位のみに減らした状態で2012年に当院に転医されました。「インスリン注射をしていると何となく体がだるく、お腹が空いて仕方がないのでやめたい」というのが当院にかわってこられた理由でした。初診時、HbA1c 6.2%, 食後1時間の血糖値 104mg/dl, 1,5AG17.5μg/mlとすべてが正常範囲内でした。患者さんの訴えておられる倦怠感や空腹感は低血糖が原因である可能性が高いと考え、インスリン(ノボラピット)を中止してアマリールも徐々に減らして中止としました。代わりに低血糖を起こしにくいジャヌビア50mg/日, アクトス30mg/日を内服してもらいました。この結果、倦怠感や空腹感は消失し、HbA1cは少し上がって6.5~7.0%になりました。「あなたのお歳ならHbA1cはこのくらいで十分ですよ」と説明して経過を見ていたところ、1年ほどしてHbA1cが急上昇し始め、数か月で8.5%に達しました。時を同じくして、執拗に夜中の頻尿を訴えるようになりました。泌尿器科を受診しても前立腺肥大など、特に頻尿の原因は見当たらないとのことでした。糖質制限の栄養指導も繰り返し行いましたが、甘いものが我慢できず、血糖コントロールはなかなか改善しませんでした。

2015年春、「父親が生まれて初めて万引きをしてしまった」と娘さんが信じられないという顔をして相談に来られました。認知症のテスト(長谷川式)をしてみたところ、25/30点と軽度の認知機能の障害が見られました。頭部のCTでは前頭葉と側頭葉の萎縮が年齢不相応に強いことがわかりました。これらを総合して「ピック病」と診断しました。

この方は明らかな低血糖発作はなかったものの、当院に転医する前に潜在的な低血糖状態を繰り返していたことは明らかです。この時の脳のダメージが3年後のピック病の発症の引き金になった可能性が高いと思います。

以上、3回にわたって低血糖が認知症発症の誘因になったと考えられる3例の実例をご紹介しました。
高齢者の糖尿病では自覚症状がはっきりしない低血糖が起こりやすいので、若い人よりも緩めに治療目標を設定すること、そして低血糖を起こしにくい治療法を選ぶことが重要です。






投稿者: 小早川医院

2016.01.11更新

昨日に続いて、糖尿病患者さんの低血糖と認知症の関係を示す実例をご紹介します。

2例目は85歳の男性です。元会社員で勤勉そうな印象の方です。2005年から2型糖尿病で某クリニックに通院して糖尿病の薬を飲んでいましたが、薬の種類が次第に増えていくのが気になり、薬を減らすことを希望されて2013年に同居の娘さんに付き添われて当院を受診されました。初診時、HbA1c5.6%, 食後2時間の血糖値112mg/dlで、糖尿病治療薬としてアマリール1mg/日, グルベス配合錠(グルファストとベイスンの合剤)3錠/日, メトグルコ250mg/日を服用していました。明らかな低血糖症状はないものの、「最近何となく元気がない」、「物忘れがひどくなってきた」と娘さんは訴えられました。認知機能検査では長谷川式は24/30点、ADASは12.4点と認知症といえる状態でした。

この年齢でSU薬とグリニドを併用してHbA1cが5.6というのはあまりにも危険すぎると考えました。おそらく、慢性的に低血糖を起こしているでしょう。そこでアマリール、グルベスという低血糖を起こす危険性の大きい2種類の薬を全面的に中止しました。するとHbA1cは7前後まで上昇し、一見糖尿病が悪化したように見えましたが、ご本人およびご家族には「元気が出てきたと」喜ばれました。客観的に見ても表情に活気が出てきたのです。1年後に再度認知機能検査をしてみたところ、長谷川式は24点から28点に、ADASは12.4点から8点に、ともに大幅に改善していました!もちろん、認知症の治療薬は全く使用していません。

慢性的な無症状の低血糖が、この患者さんの認知機能を一時的に低下させていた可能性が高いと考えています。今回は薬の中止により認知機能はかなり改善しましたが、長期間の低血糖のダメージは消えたわけではないので、今後も認知症の悪化に細心の注意を払って行く必要があります。

投稿者: 小早川医院

2016.01.10更新

糖尿病で治療中の患者さんが低血糖発作を一度でも起こすと、6年以内に認知症を発症する危険性が2倍になるというデータがあります。これ以外にも、低血糖が認知症のリスクを高めるという論文が数多く発表されています。
当院の外来でも、低血糖が認知症の誘因になったと考えられる例が少なからずあります。こうした実例を、糖尿病で治療中の高齢者の方やそのご家族に知っていただく事は、認知症の予防という点で大切だと思います。。今日から3回に分けて、このような実例をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

1例目は84歳の男性です。現役時代は大学教授をされていたインテリジェンスの高い方です。2008年10月に奥様が亡くなられたため、それまでの一軒家から一人住まいに適したマンションに引っ越されました。その際、前医から当院に紹介となりました。当院を初診された時のデータはHbA1c5.3%, 食後2時間の血糖値が142mg/dlと正常範囲に近いものでした。この時、グリミクロン40mg/日, オイグルコン5mg/日と2種類のSU薬をかなりの量服用しており、その他にもアクトス30mg/日, ベイスン0.9mg/日と2種類の糖尿病薬を服用していました。84歳の高齢者としてはコントロールが厳しすぎると判断して薬を大幅に減らすことを提案しましたが、それまで几帳面にHbA1cを低い値に保ってきたこの患者さんは、薬を減らすことにかなり不安があるようでした。そこで、まずグリミクロンだけを中止して1か月後に来院していただく事にしました。ところが、この患者さんは来院予定日の直前に自宅で意識を失って倒れているところを発見され、救急搬送されてしまいました。診断は「重症低血糖」でした。
このエピソードから3年半後に、担当のケアマネージャーから「最近物忘れがひどくなり、薬の管理もできなくなった」と相談を受けました。精密検査の結果、アルツハイマー型認知症を発症していることがわかりました。

経過から見て、この方の低血糖発作と認知症発症の関係は明らかです。「初診の日に患者さんを強く説得して、グリミクロンだけでなくオイグルコンも中止しておくべきだった」と悔いの残ったケースです。

投稿者: 小早川医院

2016.01.01更新

昨年は当サイトをご愛読いただき、ありがとうございました。
昨年は更新が思うようにできず、あまりアクティブなサイトとは言えない状況でした。今年は、更新の回数、内容ともに充実させてゆく所存ですので、よろしくお願いいたします。

昨年を振り返ってみますと、認知症で初診される方が急増し、以前から糖尿病など他の慢性疾患で通院されている方の中にも認知症を発症される方の数が着実に増えました。「認知症爆発」というような言葉を耳にすることが多くなりましたが、そうした事態が差し迫っていることを実感させられる一年となりました。また、糖尿病を発症する方も年々増加している印象があります。糖尿病が認知症になるリスクを2倍以上高めるというデータを見ると、糖尿病の増加が認知症爆発の引き金になる可能性が高いと思います。

このような状況から、今年の当院の進むべき方向性はおのずと決まってきます。すなわち、糖尿病の早期発見と適切なコントロール(食後高血糖も低血糖も起こさない治療)、軽度認知障害(MCI)の段階にある人をできるだけ早期に発見し、認知症発症予防策を講じることです。

糖尿病治療に関しては、糖質制限食の指導をさらに充実させ、「最小限の薬物で適切なコントロール」を目指します。
認知症発症の予防策として、今まではフェルガードなどのサプリメントや釣藤散などの漢方薬、抗認知症薬の少量投与などを行ってきましたが、今年はできるだけ早い時期に芸術療法(絵を描くことを通して認知症の発症を予防する)を始めたいと考えていますので、どうかご期待ください。

投稿者: 小早川医院

2015.12.30更新

魚油に多く含まれるEPA, DHAはLDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪を減少させ、HDLコレステロール(善玉)を増加させます。これが脳梗塞や心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患の予防につながるわけです。

最近EPA, DHAの効能に関する新しい研究成果が続々と報告されています。今日は、そのうちのいくつかをご紹介します。

・腸内環境を整える
食事中の脂肪酸が腸内細菌のバランスに影響を与えることがわかってきました。
動物性脂肪を多く含む食事では腸のバリア機能が低下して細菌の毒素が体内に入ってしまい、これが脂肪細胞を刺激して体重増加がおこりメタボの状態になりやすくなります。
一方、魚油を豊富に含む食事では善玉菌が増えるため、腸のバリア機能が改善され、メタボになりにくくなります。

・体脂肪を減らす
EPAやDHAの摂取により褐色脂肪細胞が増加し、体温は上昇、体脂肪は減少することを京都大学の研究グループが動物実験で証明しました。

・PTSDを改善する
重度のPTSD(外傷後ストレス障害)の患者さんに3か月間魚油の摂取を続けてもらったところ、症状が明らかに軽減したことを国立精神神経センターの研究グループが報告しました。これは、DHAの摂取により海馬における神経の新生が活発になり、海馬から恐怖記憶が消えやすくなったためと考えられています。

このように、EPA,DHAは健康維持に役立つ多彩な効能を持っています。これらを効率的に摂取するためには、まずは青魚を積極的に献立に取り入れるのがよいでしょう。それでも不十分な場合、あるいは魚が嫌いな人の場合にはEPA/DHAの製剤やサプリメントの摂取をお勧めします。

投稿者: 小早川医院

2015.12.12更新

軽度認知障害(MCI)の可能性がある人をできるだけ早く見つけ出すための血液検査(MCIスクリーニング検査)は筑波大学発のバイオベンチャー企業であるMCBIと認知症の権威である筑波大学の朝田 隆教授との共同研究で実用化されました。
当院では、この検査に早くから注目し、数年前から実際に導入していましたが、認知度が低かったためか検査の希望者は年に数人といったところでした。ところが最近この検査がテレビや雑誌などのメディアに取り上げられる機会が多くなり、当院でもこの3か月間で30人ほどの方が検査を受けられました。

アミロイドベータという変性したタンパク質が脳細胞に蓄積する事が認知症の引き金になるわけですが、脂質代謝に関連するアポリポタンパク質や免疫に関連する補体タンパク質はこのアミロイドベータが蓄積するのを防ぐ役割を果たしています。MCIスクリーニング検査ではこれらのタンパク質の血液中の濃度を調べるわけです。それによって、軽度認知障害(MCI)である確率を判定することができます。

実際には、この確率が低いほうからA,B,C,Dの4段階で判定されます。ランクCあるいはDと判定された方は、軽度認知障害→認知症と進行していく可能性が高いので、すぐに予防策を講じる必要があります。当院ではこれらの方に頭部CT検査をお勧めしていますが、実際に検査を受けられた方の所見を見ると、C,Dランクの方ではすでに前頭葉や側頭葉の萎縮が起きていたり、海馬の萎縮が始まっている場合が多いことがわかりました。こうした方には生活習慣の改善やフェルガード等のサプリメントの服用をお勧めしています。

今までに当院で検査をされた数十人の方のデータを見る限り、MCIスクリーニング検査は軽度認知障害の発見のための有力な手段となりそうです。この検査に興味のある方、最近物忘れが気になっている方はぜひお問い合わせください。

投稿者: 小早川医院

2015.11.29更新

先月、WHO(世界保健機構)が「加工肉(ウインナー、ハム、ベーコン等)を毎日50g食べると大腸癌の発症リスクが18%高まる」というIARC(国際がん研究機関)の研究結果を公表しました。
また、赤肉(牛肉、豚肉、ラム肉)の摂取も大腸、膵臓、前立腺ののリスクを高める可能性が大きいとしました。
IARCは各国から集められた癌の専門家集団であり、今回の検証には全世界の800以上の研究論文が使用されているので、この結論はかなり信憑性の高いものと考えられます。

IARCは発がん性リスク因子を危険度に応じて分類したリストを公表していますが、加工肉は喫煙と同様にグループ1(明らかに発がん性がある因子)に分類されました。一方、赤肉の摂取はグループ2A(おそらく発がん性のある因子)に分類されています。

加工肉はそれまでのグループ2Aからグループ1に昇格してしまったわけですが、なぜ加工肉に発がん性があるのでしょうか?
それは、加工肉の製造に必要な「塩漬け」や「燻製」の工程でニトロソ化合物や多環芳香族炭水化物等の発がん性物質が発生するためであると考えられています。また、加工肉を加熱することにより、さらに発がん性物質の生成が増えることもわかっています。

それでは危険とされる加工肉50gとはどの程度の量なのでしょうか?・・ウインナーで約3本、ハムは約4枚、ベーコンは約2.5枚がこの量に相当します。

一方で、WHOは肉類には重要な栄養素であるたんぱく質やビタミンB群、鉄、亜鉛なども含まれるため、加工肉、赤肉の適量の摂取は必要であるとしています。
週に500g程度の赤肉の摂取が適量と考えられます。そして、時々50g程度の加工肉もメニューに加えていくのであれば、安全でしょう。

糖尿病やメタボの治療のために糖質制限をされている方は、炭水化物を減らした分だけ脂質やたんぱく質の摂取量を増やす必要があるので、どうしても赤肉や加工肉の摂取が過剰になりがちです。それ以外のたんぱく源(納豆、豆腐、豆類、卵、乳製品、鶏肉、魚肉など)もうまく組み合わせてメニューを考えるとよいでしょう。

投稿者: 小早川医院

2015.11.15更新

今日は、去る11月1日に名古屋で開催された日本胎盤臨床医学会における、京都大学名誉教授 岸根卓郎先生の特別講演の内容をご紹介します。

みなさんご存知のように、岸根先生は既存の学問の枠組みにとらわれることなく、「学際学者」として統計学、数理経済学、文明論、環境論から哲学・宗教に至るまでの幅広い領域の研究を続けてこられました。
宇宙の法則に則り東西文明の攻防を論じた著書『文明論』は、東洋の時代の到来を科学的に立証した書物として国際的にも注目を集め、アメリカおよび中国でも翻訳され、中国ではベストセラーとなりました。、

岸根先生は、量子論の観点から「東洋の時代の到来とともに、今後は科学の世界で物心一元論が主流になる」と述べられ、それを医学の世界に敷衍して、今後の医学の進むべき方向を示されました。
見えないミクロの世界の「心の病」が原因となって、目に見えるマクロの世界の「肉体の病」が発生するのに、これまでの西洋医学ではその研究順位が逆転し続けている。今後は医学でも、原因となる「心の世界」を研究対象とする「量子論」を先行させ、結果となる「肉体の世界」を研究対象とする「現代医学」がそれに続き、両者を融合させた「物心一元論」に基づく新しい医学が必要になるであろう、と先生は述べられました。

岸根先生のお話を伺って、「プラセンタエキスは、新たな生命を創り出すための胎盤の意志を伝達するメッセンジャーではないか」という思いを一層強くしました。プラセンタエキスが伝達する「胎盤の意志」が心身に生じたいろいろなアンバランスを正常化させることにより、多彩な臨床効果が発揮されるのではないでしょうか。


投稿者: 小早川医院

2015.11.08更新


皆様、ご無沙汰しております。久々の院長ブログ更新です。この半年間、電子カルテシステムの更新やスタッフの充実など、クリニックのいろいろなシステムの整備に忙殺され、ブログの更新ができずにおりました。申し訳ありません。これからは以前のペースに戻したいと考えておりますので、引き続きご愛読をお願いいたします。

さて、本日のテーマはプラセンタ療法の学会に関してです。
去る11月1日、第18回日本胎盤臨床医学会が名古屋駅前のマリオットホテルで開催されました。この学会はプラセンタを治療に用いている医師が診療科を問わず集まって、プラセンタ療法を発展させていこうという趣旨で設立されました。今回が初の名古屋開催となり、私は大会の実行副委員長を務めさせていただきました。

今回の学会では、心と身体の両方に作用して、いろいろな効果を発現させるというプラセンタの特徴がクローズアップされました。

上野医院の上野先生は、プラセンタエキスの原料である胎盤について重要なポイント2点を強調されました。

① 胎盤組織は外胚葉に働きかける
外胚葉は皮膚の表皮や毛髪・爪・汗腺・感覚器(口腔・咽頭・鼻)などを形成します。外胚葉の一部は発生過程で陥入して脳や脊髄などの中枢神経系のニューロンなどの元にもなり、末梢神経系も形成します。発生学的に皮膚と脳は兄弟関係にあるわけです。このような事実から、プラセンタ療法が皮膚のシミや色素沈着を改善し、かゆみを抑えたり、中枢神経に作用し不眠やうつにも有効なことは必然性があると上野先生は述べられました。


② 胎盤を発生させる遺伝子は赤ちゃんの体細胞の遺伝子とは別物!
この事実は、胎盤が「赤ちゃん」という新しい生命体を作り出すための意思を持っていることを示唆しています。
ノーベル賞受賞者の利根川進、江崎玲緒奈先生らによれば、「原子が集まって生命ができるということは、地面の土が勝手に動き出して100階建てのビルがひとりでに出来上がるようなもの。原子が集まって心が生まれることは、その100階建てのビルが、勝手に意識と情報と知識を持ち光を発し、電磁波を放出しているようなもの」


北海道の西谷先生の産婦人科クリニックでは、「プラセンタは赤ちゃんからのプレゼント」と考えて、出産直後の妊婦
さんに自分の胎盤を食べてもらっているそうです。それによって、産後の経過が非常に順調になるのだそうです。
動物界でも出産後に自分の胎盤を食べる動物は多く、人間でも胎盤を食べる習慣を持った部族があるとのことです。
「胎盤を食べるのは動物の本能」と西谷先生は述べられました。


スノーデン製薬執行役員の大石さんは、胎盤が胎児の脳にセロトニンを供給しており、これが胎児の脳の発達に非常に大きな役割を果たしていると述べられました。


クリニック宜野湾の天願 勇先生は、肝臓がんの進行ががプラセンタ療法で抑えられている症例を報告されました。プラセンタが自然治癒力をを高めた結果であろうと推論されていました。


これらの演題を拝聴して、胎盤には新たな生命を創り出すための意志あるいは心があり、プラセンタエキスは、それを伝達するメッセンジャーの役割をしているのではないかと直感しました。
次回は、本学会のクライマックス、京都大学名誉教授の岸根卓郎先生の特別講演の内容をご紹介します。


投稿者: 小早川医院

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