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2012.03.11更新

今回の学術集会では、ローカーボ食で糖尿病やメタボリック症候群が改善したという発表が多かったですが、一方で動物性脂肪中心のローカーボ食では、厳しくすればするほど心血管病や癌による死亡率が高くなることや、インスリンやSU剤とローカーボ食の組み合わせで低血糖が起こりやすいこと、ローカーボ食を始めて3~6カ月経過したところで、脂質摂取への不安感などから、炭水化物摂取量だけでなく脂質の摂取量も減少してしまい、総カロリーが極端に減少する「不安定ローカーボ」の状態に陥りやすいことなど、ローカーボ食の問題点も明らかにされました。

私たち栄養士は、ローカーボ食の利点ばかりを強調するのでなく、このような問題点もしっかりと理解したうえで、患者さんが長期間にわたって無理なくこの食事療法を継続して行けるようにサポートして行かなければなりません。
また、日本人にはやはり和食を中心とした食事療法が一番自然だと思いますので、将来的には、和食中心のローカーボ食を指導できるようにしたいと思います。
また、当院は高齢の方が多いので、そういう方たちの脂肪摂取に対する抵抗感を徐々に取り除くような工夫をしていきたいと考えています。

                                                    管理栄養士  小早川 宏江

投稿者: 小早川医院

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