みなさん、こんにちは
管理栄養士の森山です。
今回は貧血について書かせていただきます
特に、女性のみなさん、貧血だと指摘を受けたことはないでしょうか??
私事ですが、先日1年半ぶりに採血の検査をしたところ、貧血ということが判明しました
ちなみにその時の血検査の結果です。
ヘモグロビン量(11.3~15.2):13.9g/dl
フェリチン(5~152):4以下
※()内は基準値です
私の場合はフェリチン(いわゆる体内に貯蔵されている貯蔵鉄)がかなり少なくなり、鉄欠乏性貧血になっていた、ということです
管理栄養士という職業についているのにも関わらず、自分の健康維持ができずお恥ずかしい限りです
ただ、思い返せば…
① 20代前半の頃よりヘモグロビン量は低めだった
② 妊娠中に貧血を指摘され鉄剤を処方されたが、服用すると胃痛がするので飲んだり飲まなかったりした
③ コーヒーや緑茶が大好き(カフェインを多く含むものは鉄の吸収を阻害します)
…と、貧血になりやすい要因はあったようですね
ちなみに、フェリチン4以下というのは単に『基準値より少し低いだけ』ということではなく
『少な過ぎて測定できない』という値のようです
出血があるとフェリチンから減っていくので、基準値は一応5~152とありますが
生理のある女性の場合、フェリチンは50以上あるのが理想的とのことです
体の不調としては頭痛・肩こり・めまい・疲れやすさ・抜け毛が最近気になっていましたが、貧血の症状とは思ってもみませんでした
そんな訳で貧血であることが判明してしまったので
鉄不足解消のために当院でも購入できるヘム鉄のサプリメントを飲み始める事にしました
株式会社ヘルシーパスさんより画像をお借りしています
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こちらです
前述のとおり、鉄剤を飲むと胃腸症状がでた私ですが
このサプリメントは副作用もでることなく今のところ継続することができています
ただ、処方薬である鉄剤に比べるとお値段はお高めとなっております
もちろん、貧血の改善には食事から鉄分をとることも重要になってきます
ちなみに、食物中の鉄分は動物性のヘム鉄【レバー・赤身の多い牛肉・マグロ、カツオ、アサリなどの魚介類】と植物性の非ヘム鉄【ヒジキなどの海藻類、ほうれん草、小松菜などの青菜】の2種類に分けられ
どちらもビタミンCと一緒に摂ると吸収が促進され、カフェインと一緒に摂ると吸収が阻害されてしまうそうです
これはサプリメントや薬でも同じことが言えるので、飲まれている方はご注意くださいね
ちなみに、当院で扱うヘム鉄のサプリメントは1日2カプセル服用するタイプですが
私は毎日夕食後に服用するようにしています
なぜなら、私は前述の通り、カフェインの多い飲み物が大好きなので
日中はどうしてもコーヒーが手放せないんですよね
夕食後に飲むものはお水と麦茶だけ、というのがここ最近のマイルールです
私も以上の点にしっかりと気をつけ、貧血の改善に努めていきたいと思います。
頑張ります
貧血や鉄不足が気になる方はお気軽に、当院院長やスタッフにご相談くださいね
小早川医院 管理栄養士
森山真衣