院長ブログ

2012.05.28

糖化(その3)・・・糖化とアンチエイジング

2日間にわたって糖化のお話をしてきました。糖化が老化やいろいろな病気にかかわっていることがお分かりいただけたと思います。
そして、糖化の予防がアンチエイジングにつながることもわかっていただけたのではないでしょうか。

糖化を防ぐためには、血糖値をできるだけ上げないことが大切です。そのためには、次のような事に注意が必要です。

①すなわち糖質(炭水化物)を摂り過ぎないこと
②糖質(炭水化物)を摂取するときは、できるだけ吸収の遅い物、つまりGI(Glycemic Index)の低い物*を摂ること。
③食事のときには、まず最初に食物繊維の多い野菜類を食べることにより、糖分の吸収を抑える。

当院では、糖尿病やメタボリック症候群、肥満の患者さんに糖質制限(低炭水化物)食をお勧めしていますが、今までにご説明したことから明らかなように、緩やかな糖質制限は全ての人に採り入れていただける、健康長寿のための食習慣であると考えています。

* 精製度の低い物ほどGIが低いと言えます。例えば 白米>玄米  白い食パン>全粒分のパン、ライ麦パンなど  精製小麦のパスタ>全粒分のパスタ  

投稿者: 小早川医院


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