院長ブログ

2012.06.17

耳鳴・肩こり・脊柱管狭窄症でお悩みの方へ

当院では頑固な耳鳴りや肩こり、脊柱管狭窄症による腰痛や下肢の痛みに対してプラセンタのツボ注射をお勧めしています。

耳鳴のツボは、大渓(足の内くるぶしの後方)、腎兪(第三腰椎の両側)、風池(耳の後ろ側)、天柱(後頸部のぼんのくぼの両側)など足から頸部まで広い範囲に分布しています。

肩こりのツボは、肩井(頸椎の両側=肩関節と後頭部を結ぶ筋肉の上)、天柱(後頸部のぼんのくぼの両側)、膏肓(背部 胸椎の両側)など頸部から背部にかけて分布しています。手三里(肘関節の数センチ下の親指側)、合谷(親指と人差し指の間)など、腕や手にもツボがあります。

脊柱管狭窄症のツボは、八髎穴(仙腸関節に沿った左右4つずつ、計8か所の仙骨の穴)、腰宜(左右の腸骨稜の突端)、胞膏・秩辺(仙腸関節の外側5cm)、腎兪(第3腰椎の両側)などがあります。

これらのツボに、週1回程度の頻度で1か所につき0.5cc前後のプラセンタを注射します。非常に細い針を使用しますので、注射による痛みは軽微です。
数回で効果が表れる方が多いですが、中には最初は効果がないものの、数カ月たって効果が明らかになってくる方もいて、かなり個人差があるようです。

いずれにせよ、プラセンタのツボ注射はいろいろな治療をしても解決しない耳鳴り、肩こり、脊柱管狭窄症の打開策となりうる治療法です。

投稿者: 小早川医院


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