院長ブログ

2012.07.21更新

「健康長寿」を実現するために糖尿病の食事療法はどうあるべきでしょうか?
そのカギはインスリンにあります。
合併症を起こさない範囲に血糖や脂質をコントロールすると同時に、血液中のインスリン濃度をできるだけ低く保つことにより動脈硬化、発癌、さらには老化を予防することが大切です。
この点を考慮して、2型糖尿病の食事療法に求められる条件を挙げてみたいと思います。

①食生活を楽しみつつ、ストレスなく長期に続けられる方法であること。
②肥満が改善すること
③食後高血糖を起こさないこと
④インスリン分泌をできる限り刺激しないこと
⑤糖尿病に合併する脂質異常症(血液中のLDL(悪玉)コレステロールの増加、中性脂肪の増加、HDL(善玉)コレステロールの減少)も同時に改善できること。

従来のカロリー制限食は、このような視点からみると合理的な食事療法とは言えません。一方、糖質制限(低炭水化物)食はこれらの条件を完全に満たしているわけではありませんが、全ての項目でカロリー制限食よりもすぐれていることは明白です。

私は糖質制限を導入することにより、最小限の薬物療法で健康長寿につながる糖尿病治療が実現できると考えています。

投稿者: 小早川医院


SEARCH



CATEGORY

  • 院長ブログ
  • スタッフブログ
  • 小早川医院 Facebook
  • 052-752-0800
  • メールでのお問い合わせ