院長ブログ

2013.05.07更新

認知症の治療で最も問題になるのは介護者の疲弊です。介護者が燃え尽きてしまっては、介護・治療を続けることは不可能になります。認知機能の改善のみを重視する従来の治療法では、介護者の負担を軽くすることはできません。そこで、当院では名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生が提唱されているコウノメソッドに従って治療を行っています。

認知症の症状の中で最も介護者を苦しめるのは不眠、易怒、過食、暴力、浪費、介護への抵抗などの陽性症状です。当院では向精神薬や漢方薬(抑肝散など)を駆使して、こうした陽性症状を抑えることにより介護者の負担を軽減することを最優先しています。

その後に、患者さん本人を苦しめている認知機能の低下(もの忘れ)の治療に取り掛かります。治療薬としては様々な種類のお薬を、患者さんの症状に応じてきめ細かく使い分けています。また、フェルガード、エグノリジンS、イチョウ葉エキスなどのサプリメントも必要に応じて使用しています。

このような治療により、介護者のストレスを最小限に抑えつつ、ご本人が人間としての尊厳を失わずに残された人生を送れるようになるのです。

投稿者: 小早川医院


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