院長ブログ

2014.08.08更新

一般的に認知症イコールもの忘れというイメージが強いようですが、認知症の症状はもの忘れだけではありません。
3大変性系認知症と呼ばれているアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、ピック病ではそれぞれに特徴的な症状が見られます。頻度は45%、23%、8%程度です。.

これら3大認知症の特徴を一言で表すと次のようになります。

アルツハイマー型認知症:数分前のことを思い出せない人
レビー小体型認知症:       夢の世界にいて歩けない人
ピック病:                         身勝手で怒りっぽい人

アルツハイマー型認知症は海馬が萎縮してしまって数分前のことも忘れてしまうことが特徴ですから、多くの人が抱くイメージどおりの認知症です。アルツハイマー型認知症の6割は問題行動がなく記憶障害だけの患者さんです。
これと対照的なのがピック病で、もの忘れが軽く行動障害(反社会的行為、スイッチが入ったように怒る、同じ運動を繰り返す、過食など)が主体になります。
レビー小体型知症は声が小さく幻視や妄想があるのが特徴で、パーキンソンン病に似た歩行障害やうつ状態を合併することが多いです。

見方を変えると、エネルギーが有り余っているのがピック病、低下しているのがレビー小体型認知症、その中間がアルツハイマー型認知症ということになります。

このようにそれぞれの認知症の特徴をつかんでおくと、周囲の人の認知症の早期発見、早期治療につながります。
また、認知症のご家族が現在受けている治療が適切なものかどうかを判断する材料にもなります。

投稿者: 小早川医院


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