みなさん、こんにちは
管理栄養士の森山です
今回は『加工肉』について少しお話させていただきたいと思います
さて『加工肉』...といえば、皆さんどんなものを思い浮かべますか?
ウインナー、ハム、ベーコン...あとお酒がお好きな方はビーフジャーキーやサラミなど思い浮かべるでしょうか
加工肉の中でも特に、ウインナーやハムは調理の手間がかからず、みんな大好きな味
コンビ二で売っているフランクフルトは小腹が空いた時についつい目についてしまいますよね
美味しいウインナーやハム...私も大好きなのですが...
実は毎日たくさんの量を食べることには気をつけていただきたい食品なんです
加工肉には、動物性のあまり良質とは言えない脂や、肉の色味を良くするための『亜硝酸塩』、そして肉と肉をくっつけるための結着剤である『リン酸塩』などの添加物を多く含みます。
亜硝酸塩は発がん性があり、リン酸塩はミネラルの吸収が阻害される働きがあると言われています
(『無添加』や『無塩せき』といった商品も数少ないですが販売されています
そして、ウインナーやハムの加工工程である『塩漬け』や『燻製』によっても、発がん性物質が発生すると言われています
糖質制限の基本は『糖質を食べる量を少し減らして、代わりにたんぱく質や脂質は十分に食べるsign03』ということなのですが、糖質制限をされている患者様の中にもウインナーやハムを毎日のようにたくさん召し上がってらっしゃる方もいます...
もちろん、加工肉を食べていけない...という訳ではありませんが(私も好きなのでたまに食べます)
『安いから』、『調理が楽だから』という理由で安易にメイン食材に加工肉を選ぶのではなく、あくまでもサブ的食材として、毎日...ではなく時々、食事に取り入れることをオススメします
良質なたんぱく質は鶏肉、豚肉、牛肉をはじめとした生のお肉や、卵、魚、豆類、乳製品などから積極的に取り入れてくださいね
管理栄養士 森山真衣