院長ブログ

2012.07.27更新

糖質制限(低炭水化物)食で炭水化物を制限する方法は次の2通りです。

①毎日の3食の食事のうち、1~3食で炭水化物をできる限り抜く。炭水化物を抜く食事を3食の内何食とするかは、糖尿病の重症度に応じて決める。3食の内1食のみ(通常は夕食)炭水化物を抜く場合を1食制限、2食(通常は朝、夕)で抜く場合を2食制限、3食全てで抜く場合を3食制限と表現する。また、夕食は毎日、朝食は1日おきに炭水化物を抜いて、1.5食制限とすることもある。
②毎食、少しずつ炭水化物の摂取量を減らす。糖尿病の重症度により減らす割合を決める。

当院では、主として①の方法を採用しています。(「主食抜きの食事は考えられない」という方には②の方法をお勧めすることもあります)
この方法は、炭水化物の量を計算する必要がなく、あらかじめ決められた食事のときだけ徹底して炭水化物を除去すればよいので、高齢者を含め、誰にでも簡単に実践できるという点で優れていますが、炭水化物を抜かない食事の後には食後に高血糖になりやすいという欠点があります。

一方、②の方法は毎食の炭水化物の量を計算する手間がかかりますが、食後の急激な血糖の上昇はなく、毎食後に緩やかな血糖上昇が起こるパターンになります。欧米ではこの方法が主流です。

長期的に見て、どちらの方法が良い結果につながるかはわかっていません。この点は、糖質制限食の今後の重要な検討課題です。

投稿者: 小早川医院


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